2014年9月7日日曜日

南海本線・空港線10月18日にダイヤ変更実施

今週の月曜日に南海のHPにて南海本線・空港線のダイヤ変更が10月18日土曜日に行われることが発表されました。


ダイヤ変更のプレスリリース http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/140902.pdf

主な変更点は以下のとおりです

①昼間の空港急行を毎時2本から4本にし、所要時間を最大4分短縮
南海・貝塚駅~二色浜駅にて

現在昼間毎時2本運転している空港急行が4本に倍増する上で所要時間が短縮します。現在運行しているみさき公園発着区間急行が空港急行に置き換えられると思われます。また、所要時間が短縮するのは岸和田での特急の待避がなくなるのではないかと思われます。


②朝1番の下りラピートと、夜の上りラピートをαに変更

前回のダイヤ改正では実現しなかったラピートαの増発が実現しました。上りラピートαは9年振りに復活です。


③関空発の終電を空急の最終の後に発車する普通車を新設して11分繰り下げ

関空発の空港急行の最終の後に普通車の最終が新設されることにより関西空港駅の最終時刻が11分繰り下がり23時40分になります。なおこの普通車は泉佐野駅の以北においても上りの最終列車となります。この電車はJRよりも遅く関西空港を出る大阪市内に到達できる列車となります。


④和歌山市発着の普通車が毎時2本から4本に倍増
南海・和泉大宮駅にて

現在和歌山市発着する普通車は毎時2本ですが、空港急行が毎時4本になるため、関西空港を発着する普通車が和歌山市発着になり毎時4本になると思われます。そのため、昼間の区間急行は消滅すると思われます。


⑤和歌山大学前駅に特急サザンが停車
南海・蛸地蔵駅~貝塚駅にて

和歌山大学前駅の利用者の増加と和歌山大学前駅の利用者の3割が難波・新今宮・天下茶屋駅を利用しており、長距離利用者の利便性を向上させるため、和歌山大学前駅に特急サザンが停車するようになります。これにより和歌山大学前駅と大阪市内への所要時間が60分強から50分強になり10分程短縮されますが、難波~和歌山市の所要時間は1分増加する模様です。


ここまでの話を整理すると

現在の昼間毎時

特急ラピートβ2本
特急サザン2本(和大前通過)
空港急行2本(岸和田待避あり)
区間急行みさき発着2本(岸和田待避あり)
普通市駅発着2本
普通関空発着2本



ダイヤ変更に不明点が多いため予想ですが

特急ラピートβ2本
特急サザン2本(和大前停車
空港急行4本岸和田待避なし?
普通市駅発着4本

区間急行みさき発着、普通関空発着→廃止?

になるのではないでしょうか?

今回は関空と和大前におもいっきりシフトを振り向けた、南海にしては結構強気なダイヤ変更になっておりますが、泉佐野以南の特急が止まらない駅では区急がなくなることにより、難波に早く行くためには乗り換えが強いられるようになり若干不便になりそうです。
和歌山大学前駅は現在昼間毎時2本しか止まりませんが、ダイヤ変更後は毎時6本停車になるようになり大きく利便性が向上しそうです。
空港急行の増発と所要時間の短縮はJRの対抗する上でももっと有利に働くことでしょう。

ダイヤの詳細はまたお話する事があればお話したいと思います。

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